ほうれん草の恵み
ほうれん草の恵み
 
 

ほうれん草の恵み

昔、ほうれん草の缶詰を開けて食べると途端に筋肉が盛り上がって強くなる、というアニメがありましたね。ほうれん草は栄養たっぷりですからムキムキとはいかなくても、疲れやすい人が元気になったり、いろんな病気を防いでくれます。

ほうれん草ってどんな野菜?

ほうれん草とは、アカザ科の野菜です。漢字で菠薐草または法蓮草などと書きます。菠薐という字は中国語でペルシアを意味し、ほうれん草はアジアやペルシア地方で最初に栽培されたのではないかと考えられています。日本では北海道から沖縄まで広い範囲で生産されていますが、北海道・山形・群馬など比較的涼しい地域で作られていることが多いです。

 

ホウレンソウの歴史

ヨーロッパには中世の時代にアラブから持ち込まれ、東アジアにはシルクロードを通って伝わったとされています。中国から日本に伝わってきたのは17世紀の頃でした。当時は西洋種のホウレンソウが伝わってきましたが、現在では西洋種・東洋種・交雑種・サラダホウレンソウなどが栽培されています。

日本で出回っているホウレンソウはほとんどが国産ですが、まれに中国産や台湾産などもあります。これらは日持ちがしないので、冷凍食品として扱われます。ホウレンソウは既に立派な日本の野菜なんですね。

 

ほうれん草の育て方

家庭でのほうれん草の栽培方法を紹介します。農家ではこのほかにも「寒締め(かんじめ)」をいう栽培方法があり、ちぢみほうれん草というしわのあるほうれん草ができあがります。冷たい空気にさらすとほうれん草の甘味がぐっと増して、おいしくなるんですよ。

種まき

種まきは9〜10月に行います。種まきをする前に1〜2日水に浸してからまきます。ほうれん草は酸性に弱いので、土に消石灰や苦土石灰を充分に施し、水をまきます。指で土に穴を開けて種をすじまきにして、薄く土をかけます。

間引き

葉が増えてきたら、隣同士が軽く触れる程度の間隔に間引きます。本葉4枚くらいになったら10cm程度の間隔になるようにします。

収穫

気温が5℃を下回るとほうれん草の成長が止まります。収穫は12〜4月の寒い季節に行います。

病気・害虫

かかりやすい病気には褐色の斑点が表れて枯れてしまうタチガレ病や、葉が黄色く変色するべト病があります。アブラムシやヨトウムシといった虫がつくこともあります。


おいしいホウレンソウの選び方

11〜3月の寒い季節に育ったホウレンソウは、甘味があっておいしいです。夏場に出回っているホウレンソウはハウス栽培されたホウレンソウです。地域によって出荷の地域も異なるので、産地を確認してから購入しましょう。

・ 北海道は夏〜秋、千葉は秋〜翌年春まで、群馬は年間通して出荷されます。
・ おいしいホウレンソウは葉肉が厚く、色鮮やかな緑色です。ハリがあって、新鮮です。

根元のピンク色の部分が濃い色をしています。


ほうれん草の缶詰っておいしいの?

とあるアニメで、缶詰になったホウレン草を食べるとたちまち筋肉が盛り上がって強くなってしまうお話がありました。

日本ではなかなか見かけないホウレン草の缶詰ですが、アメリカではよく使われています。下味がついているものは調理が簡単だとか。苦味のある西洋ホウレン草を使っているせいか、かなり煮込んであります。日本人が食べるとホウレン草の味がしないといわれているんですよ。手に入ったらちょっとだけ試してみたい気もしますね。


子供には食べやすく

子供の嫌いな食べ物にはピーマンやセロリなど緑色の野菜が必ずランクインしています。ホウレンソウも少なからず含まれています。緑色の食べ物にはビタミンAやビタミンCなど栄養がたっぷり含まれています。

和食のホウレンソウは苦手だけど、洋食のホウレンソウは好き!という子もいるかもしれません。ホウレンソウが嫌いという子には、細かく刻む・混ぜる・個性の強い料理に加えるなど工夫をしてみましょう。

このサイトではほうれん草を使ったいろいろなレシピを紹介します♪